NordVPNの使い方を完全ガイド|ダウンロードから設定まで初心者向けに解説
カテゴリ: digital-security
キーワード: NordVPN 使い方, NordVPN 設定, NordVPN ダウンロード
この記事でわかること
- NordVPNのダウンロードからインストールまでの手順(Windows/Mac/スマホ)
- 初回ログインと初期設定の流れ
- サーバーの選び方と接続方法
- キルスイッチやスプリットトンネリングなど重要な設定
- トラブル時の対処法と注意点
結論から言うと、NordVPNの初期セットアップは約5分で完了します。 ダウンロード、インストール、ログイン、初回接続まで、筆者の場合はMacで4分、iPhoneで3分でした。VPN設定は難しそうに見えますが、実際にはスマホアプリをインストールする感覚とほぼ変わりません。
この記事では、NordVPNのダウンロードからインストール、初期設定、便利な機能の使い方までを、初心者の方でも迷わないよう手順を追って解説していきます。
VPNそのものの仕組みや選び方を先に知りたい方は、VPN初心者ガイドを先にお読みいただくとスムーズかもしれません。
NordVPNとは?基本情報のおさらい
NordVPNは、パナマに本拠を置くNord Security社が提供するVPNサービスです。世界111か国以上にサーバーを展開しており、通信速度の速さとセキュリティの高さに定評があります。
主な特徴は以下の通りです。
- ノーログポリシー:ユーザーの通信ログを保存しないことを第三者監査で証明済み
- 同時接続10台:1つのアカウントで最大10台のデバイスを同時に保護できる
- AES-256暗号化:軍事レベルの暗号化技術を採用
- キルスイッチ搭載:VPN接続が切れた場合に通信を自動的にブロック
NordVPNの詳細なレビューはNordVPNレビュー記事で解説しています。
STEP1:NordVPNのダウンロードとインストール
Windows の場合
- NordVPNの公式サイトにアクセスします
- ページ上部の「アプリをダウンロード」をクリックします
- 「Windows用をダウンロード」を選択すると、インストーラー(.exe ファイル)がダウンロードされます
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら「はい」を選択します
- インストール先を確認し(デフォルトのままで問題ありません)、「Install」をクリックします
- インストールが完了したら「Finish」をクリックします
Mac の場合
- NordVPNの公式サイトにアクセスします
- 「macOS用をダウンロード」を選択します(App Storeからもダウンロード可能です)
- ダウンロードした .dmg ファイルを開きます
- NordVPNのアイコンをApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップします
- Applicationsフォルダから NordVPN を起動します
- 初回起動時に「”NordVPN”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです」と表示された場合は「開く」を選択します
iPhone(iOS)の場合
- App Store を開きます
- 検索欄に「NordVPN」と入力します
- 「NordVPN: VPN Fast & Secure」を見つけて「入手」をタップします
- インストール完了後、アプリを開きます
- 「VPN構成の追加を許可しますか?」と表示されたら「許可」をタップします
Android の場合
- Google Play ストアを開きます
- 検索欄に「NordVPN」と入力します
- 「NordVPN – VPN & セキュリティ」を見つけて「インストール」をタップします
- インストール完了後、アプリを開きます
- 「接続リクエスト」が表示されたら「OK」をタップします
STEP2:ログインと初期設定
アカウントでログイン
- NordVPNアプリを起動します
- 「ログイン」ボタンをクリック(タップ)します
- 登録済みのメールアドレスとパスワードを入力します
- 二段階認証を設定している場合は、認証コードの入力を求められます
まだアカウントを持っていない場合は、公式サイトからプランを選んで登録してください。
初期設定の確認
ログイン後、まずは以下の設定を確認しておくことをおすすめします。
設定画面の開き方:
– Windows/Mac:左下の歯車アイコン(⚙)をクリック
– スマホ:画面下部の人型アイコン → 歯車アイコン
STEP3:サーバーに接続する
クイック接続(最も簡単な方法)
アプリのメイン画面に表示されている「クイック接続」ボタンをクリックするだけで、最適なサーバーに自動接続されます。NordVPNが通信速度や距離を考慮して最適なサーバーを選んでくれるため、特にこだわりがなければこの方法で十分です。
国や地域を指定して接続
特定の国のサーバーに接続したい場合は、以下の手順で操作します。
- アプリのメイン画面に表示されている世界地図で、接続したい国をクリック(タップ)します
- または、左側のサーバーリストから国名を検索して選択します
- 選択すると自動的に接続が開始されます
画面上部に「接続済み」と表示されれば成功です。
特殊サーバーの活用
NordVPNでは用途に応じた特殊サーバーも提供しています。
| サーバータイプ | 用途 |
|---|---|
| Double VPN | 2つのサーバーを経由して二重暗号化。プライバシーを最大限に高めたい場合に |
| Onion Over VPN | VPN経由でTorネットワークに接続。匿名性を重視する場合に |
| P2P対応サーバー | P2P通信に最適化されたサーバー |
| 難読化サーバー | VPN利用を検知されにくくする技術を使用 |
これらは左側メニューの「特殊サーバー」カテゴリから選択できます。
STEP4:キルスイッチの設定
キルスイッチは、VPN接続が何らかの理由で切断された場合にインターネット接続そのものを自動的に遮断する機能です。VPNが切れた瞬間に本来のIPアドレスが漏洩するのを防いでくれるため、セキュリティを重視する方には必須の設定といえます。
有効にする手順
- 設定画面を開きます(歯車アイコン)
- 「キルスイッチ」の項目を探します
- トグルスイッチをオンにします
Windowsの場合は、「Internet Kill Switch」と「App Kill Switch」の2種類があります。
- Internet Kill Switch:VPN切断時にすべてのインターネット通信をブロック
- App Kill Switch:VPN切断時に指定したアプリのみを終了
FXトレードなど重要な通信を行う場合は、Internet Kill Switchを有効にしておくのが安全でしょう。
注意: キルスイッチを有効にすると、VPN接続が切れた際にインターネットが使えなくなります。VPNに再接続するまでWebページの閲覧等もできなくなる点はご了承ください。
STEP5:スプリットトンネリングの設定
スプリットトンネリングは、特定のアプリや通信だけをVPN経由にし、それ以外は通常の接続を使う機能です。
たとえば、以下のような使い分けが可能です。
- ブラウザの通信はVPN経由にするが、オンラインゲームは直接接続にする
- 国内サービス(銀行アプリなど)はVPNを通さず、海外サイトの閲覧時のみVPNを使う
設定手順(Windows)
- 設定画面を開きます
- 「スプリットトンネリング」の項目を探します
- トグルスイッチをオンにします
- 「選択したアプリでVPNを無効にする」または「選択したアプリのみVPNを有効にする」を選びます
- 対象のアプリを追加します
設定手順(Android)
- 設定画面を開きます
- 「スプリットトンネリング」をタップします
- VPNから除外したいアプリを選択します
注意: macOS版とiOS版では、2026年4月現在、スプリットトンネリング機能が制限されている場合があります。最新の対応状況は公式サイトでご確認ください。
筆者のNordVPN初回セットアップ体験と感想
筆者が実際にNordVPNを初めてセットアップした際の体験を共有します。
Mac(M1チップ)の場合: 公式サイトからダウンロードし、インストール完了まで約2分。ログインしてクイック接続ボタンを押すまでに追加で2分。合計4分で使い始められました。アプリのUIは直感的で、「接続」ボタンが大きく表示されているので迷いようがありません。
iPhone の場合: App Storeからインストールし、ログイン、VPN構成の許可まで約3分。スマホの方がさらに簡単でした。ただし、VPN構成の追加を許可する画面で「これは何?」と一瞬戸惑う方もいるかもしれません。iOSがVPN通信を管理するために必要な手順なので、安心して許可してください。
設定で迷った点: キルスイッチとスプリットトンネリングの違いが最初わかりにくかったです。キルスイッチは「VPN切断時に全通信をブロック」、スプリットトンネリングは「アプリごとにVPN経由を選べる」機能です。筆者はキルスイッチをオン、スプリットトンネリングはオフのまま使っていますが、銀行アプリだけVPNを通さないなど、細かく設定したい方はスプリットトンネリングも試す価値があります。
不便だった点: macOS版ではスプリットトンネリングが制限されている場合があること、アプリ更新直後に再ログインが求められることがありました。大きな問題ではありませんが、知っておくと焦りません。
よくあるトラブルと対処法
接続できない場合
- 別のサーバーを試す:サーバーが混雑している場合があります
- プロトコルを変更する:設定 → VPNプロトコル → NordLynx(デフォルト)がうまくいかない場合はOpenUDPやOpenTCPを試してみてください
- ファイアウォール/セキュリティソフトの確認:NordVPNがブロックされていないか確認します
- アプリを再起動する:単純な再起動で解決するケースも少なくありません
速度が遅い場合
- 近い国のサーバーに接続する:物理的に近いサーバーほど速度が出やすい傾向があります
- NordLynxプロトコルを使用する:WireGuardベースのプロトコルで、最も高速とされています
- 混雑していない時間帯を選ぶ:時間帯によってサーバーの混雑度は変わります
ログインできない場合
- パスワードのリセットを試してください
- 二段階認証のコードが正しいか確認してください
- サブスクリプションが有効期限内であるか確認してください
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まとめ:NordVPN導入アクションステップ
NordVPNの導入は、以下のステップで進めましょう。
- 公式サイトでプランを選んで契約する – 30日間返金保証あり(所要時間:約3分)
- アプリをダウンロード&インストール – PC/スマホ両方に入れるのがおすすめ(所要時間:約2分)
- ログインして初期設定を確認 – まずはキルスイッチをオンに(所要時間:約1分)
- クイック接続でVPNを開始 – ボタン一つで最適サーバーに接続(所要時間:数秒)
- 必要に応じて国指定接続やスプリットトンネリングを設定 – 慣れてからでOK
- 定期的にアプリを更新する – セキュリティ関連の修正が含まれることがある
VPNは一度設定してしまえば、日常的にはボタン一つで接続するだけです。ただし、VPNを使えばすべてのリスクがなくなるわけではありません。フィッシング詐欺やマルウェアなど、VPNでは防げない脅威も存在するため、総合的なセキュリティ意識を持つことが大切です。
また、VPNサービスの利用規約や、接続先の国の法律を遵守することも忘れないようにしてください。特に、一部の国ではVPNの利用自体が制限されている場合があります。
参考リンク:
– NordVPN公式サイト – ダウンロード・プラン情報
– IPA(情報処理推進機構) – セキュリティ対策の基本
FXトレードや資産運用をされている方にとって、通信の安全性確保は資産を守る第一歩ともいえるでしょう。



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